大阪旅日記

	行きの新幹線（初のぞみ）で食べたお弁当「２１世紀への旅立ち」。食べ物を思わせないネーミング、３分でレンダリングしたような車輪、その中の解像度の低い写真や工夫のないフォントなど、投げやりさあふれるパッケージが秀逸。

	TEAM発砲-B-zin「ビデオ・デ・ゴメンバー」の大阪公演が行われた近鉄劇場。東京ならコマ劇場並みのバリューらしいぞ。すごいね！この日、真下の劇場では劇団☆新感線の公演もあって、不用意にも日本一濃いぃ劇場になっていたぞ。

	道頓堀だ！グリコ、グリコ、グーリーコー！（鉄人）　この看板、川に面して建ってるのね。てっきり通りに向かって光ってるんだと思ってましたヨ！橋から覗き込むのが、なんだか新鮮だったッす。このあと、やたらウマイうどんとお好み焼きをたいらげる（定番だな）

	２日目。大阪港にそびえる巨大水族館「海遊館」に展示してある古代の亀の甲羅の化石（のレプリカ）。２メートルくらいある。生前の姿を想像してドッキドキ（亀好き）　空はともかく、火くらい吐けたのではないだろうか。

	目玉のジンベイザメ。５メートルくらいあって、せなかに大人が３～４人は寝っころがれそうだ。感無量で「ザイダベック～」と叫んでいると、同行した田神氏は「ベニシャーク」とつぶやいておられた。人それぞれだ。

	ジンベイさまのお姿を正面から。ジンベイザメもさることながら、水槽の巨大さにも注目！ちぅか、比較物がないからわかりませんか(^^;)　ぼくらの間を隔てるのは厚さ３０センチのアクリル。海遊館で使われているアクリル板は、世界で一年間に生産されるアクリルの１．５倍ぶんもあるんだって。

	「我が名はレギオン。我々は大勢であるがゆえに」とでも言いだしかねないタカアシガニの群れ！底面積の広い水槽（８畳くらいあるか？もっとか？）にびっしりうごめいてるよ。怖わッ！

	魚ってホントに機能的でカッコいいよねえ。サメの口なんて、もはや水をとりいれるためのスリットですもん。擬人化を拒む「装置」としての美しさ。　集って休む姿はかわいいって思っちゃうけど、マッシーンですよコイツら。このあと、またお好み焼き。

	帰りののぞみは７００系。カッコいぃ～！ヒカリアンみたい！